PR

焼き肉屋のバイトを2年で辞めた|先輩とパートのいじめを店長が見て見ぬふりした話

サービス・販売系の体験談アイキャッチ サービス・販売系
この記事は約12分で読めます。

辞めますと伝えたあと、その人はわざわざ私のところまで来て、こう言いました。

「私のせいで辞めたっていうの、やめてね。あなたが悪いんだから」

こちらは、ひと言もそんなことを言っていないのに。

これは、学生時代にアルバイトをしていた焼き肉屋で、二年間ずっと理不尽に耐えた末に、私が辞めた日の話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:女性(体験当時は学生)

業界・職種:飲食店(焼き肉店)のホールスタッフ

雇用形態:アルバイト

企業規模:個人経営の飲食店

在籍期間:約2年

当時の立場・役職:接客スタッフ(オーダー・料理提供)

退職状況:退職済み

体験形態:実体験ベース

体験時期:2000年代半ば

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

家の近くにあった焼き肉屋で始めたバイト

当時、私は学生でした。家の近くに通いやすい焼き肉屋さんがあって、なんとなく「ここならいいかな」くらいの気持ちで応募して、そこで働くことになりました。

仕事内容は、いわゆる接客です。お客さんからオーダーを取ってきて、それを厨房の人たちに伝えて、出てきた料理を運ぶ。飲食店ならどこでも同じような、特別なことは何もない仕事でした。

ただ、とにかく忙しかった。

ピークの時間帯はずっと動きっぱなしで、みんな余裕がなくてイライラしている。今思えば、その殺伐とした空気が、あの店をブラックにしていた一因だったのかもしれません。

いじめとモラハラが、まかり通っている職場だった

とにかく、人間関係が最悪でした。

今の言葉でいえば、いじめとモラハラが普通に通っているようなバイト先です。店長はそういうことは自分ではしないんですけど、見て見ぬふりでした。

いじめをするのは、同じアルバイトの先輩スタッフと、パートのおばさん。この二人がとにかく酷くて、その人たちに目をつけられた人は、みんなあっという間に辞めていきました。私も、そうやって狙われた一人です。

ほかにもスタッフはたくさんいました。でも、みんな知っていて見て見ぬふり。かばってくれる人も、何か言ってくれる人もいません。

特に、新しく入ってきた人が嫌がらせのターゲットにされることが多かったです。

関連記事:スーパーの学生バイトを半年で辞めた|違約金5000円・制服代5000円のブラック店

みんなに聞こえるように、大きな声で怒鳴られる

入ったばかりなので、当然ミスはします。

そのミスを、みんなに聞こえるように大きな声で怒鳴ったり、叱ったりする。場の雰囲気は一気に悪くなるし、お客さんにも聞こえているのに、それでも周りは何も言いません。

些細なことでもネチネチと言われるし、人の失敗をわざわざ笑いのネタに変えたりもする。本当に、最悪な人たちでした。

そして、それを見て見ぬふりしている人たちも、私は最低だなと思っていました。

新人が入ってきても、その人たちのせいでどんどん辞めていく。だから常に人手不足で、余計にみんながイライラする。そういう悪循環でした。

関連記事:ジュエリー販売員バイトを2ヶ月で退職|大声強要の体育会系・教育放棄で同期4人中3人辞めた

新人が入っては、辞めていく

それだけ人が辞めていくのに、諸悪の根源であるその二人を、注意することもクビにすることもできない。

そこが、どうしても納得できませんでした。

普通に考えたら、次々に人を辞めさせている人こそ問題なはずなのに。真面目に働こうとした人から順番にいなくなって、嫌がらせをする側だけがずっと残っている。

おかしいですよね。でも、あの店ではそれがずっと当たり前として回っていました。

関連記事:回転寿司バイトの店長が元ヤンで地獄だった話|高校生が体験した職場のリアル

「あなたが悪いんだから」と言われて、辞めた日

それでも私は、理不尽なことに負けたくなくて、しばらく続けていました。

でも、やっぱり精神的につらい。新しい人が入ってきても、またすぐに辞めていく。「こんな進歩のない職場にいても仕方ないな」と、だんだん思うようになって、結局辞めることにしました。

辞めると決めたあと、あの嫌がらせをしてきた人が、わざわざ私のところに来てこう言ったんです。

「私のせいで辞めたっていうの、やめてね。あなたが悪いんだから」

こちらは、そんなことひと言も言っていないのに。

もう最後だと思って、私は言い返しました。

「別に、そんなこと一言も言っていないですよね? それとも、何か思い当たる節でもあるんですか?」

そう言ったら、その人は黙りました。

そして私は、「いろいろな意味で、お世話になりました。楽しかったです」とだけ言って、帰ってきました。

それ以来、二度と会っていません。過去に交換した連絡先も、その日のうちにすぐ消してやりました。

関連記事:憧れの中古ショップのバイトを辞めた話|辞めさせてくれない店長の本音はセクハラだった

ブラックなバイトを二年耐えて、分かったこと

あのブラックバイトのあと、私はたくさんのバイトや仕事をしてきました。

でも、あそこまで酷いいじめや嫌がらせをしてくる職場には、二度と出会っていません。

正直、あんな過酷な場所で二年も耐えたおかげで、忍耐力はつきました。ちょっとやそっと嫌なことを言われても、もう何とも思わなくなった。将来的なことを考えたら、あの経験もあってよかったのかな、とは思います。

ただ、あの頃はまだ子どもだったから分からなかったけれど、いくつか仕事を変わってみて、はっきりわかったことがあります。

人間関係が良い職場は、本当にいい。

だから、もし今いるバイト先がブラックでも、それはたまたま運が悪かっただけです。勇気を出して、別の場所に移ってみてほしい。今の職場だけが、すべてじゃないから。

世の中には、ほかにもたくさんの仕事があります。ブラックなバイトや会社に、いつまでもしがみついている必要なんて、どこにもないんです。

理不尽な職場で消耗している人へ

この体験談で印象的なのは、嫌がらせをする側ではなく、真面目に働こうとした人から順番に辞めていったという点です。

人を辞めさせる人が残り、耐えようとした人が去っていく職場は、個人の頑張りではもう立て直せないところまで来ています。

「自分が我慢すれば」と踏ん張るほど消耗してしまうので、限界を感じたら、その場所から離れる選択は決して逃げではありません。

困った時の選択肢

【いまのバイト先から、別の場所へ移りたい方へ】

ここが合わないと感じているなら、次の候補を並行して見ておくだけでも気持ちは軽くなります。バイトも派遣も横断で探せる求人サービスなら、今の職場だけがすべてじゃないと実感できるはずです。

ほかのバイト・派遣もまとめて探せる求人サービスを見てみる(会員登録のみ・全国対応)

そのほか、状況に合わせて選べる窓口も挙げておきます。

・気持ちがすり減っていると感じる方は、抱え込む前に、自分の心を整理するセルフケアから

 → 心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

職場のいじめやパワハラ、モラハラは、我慢するしかないものではありません。総合労働相談コーナー(厚生労働省)や、各都道府県の労働相談窓口が無料で相談に乗ってくれます。気持ちがつらくてどうしようもないときは、よりそいホットライン(0120-279-338)も24時間つながります。

しんどかった時期こそ、少し立ち止まって考え方を整理したくなるものです。気になった一冊を、まず無料で試してみる方法もあります。

・読んでみる → Kindle Unlimited(30日間無料体験)

・聴いてみる → Audible(30日間無料体験)

焼き肉店のホールは、煙と熱気のなかを重い皿を持って一日中歩き回る立ち仕事です。同じように足やふくらはぎのむくみで一日を終えている人が、立ち仕事用の着圧ソックスで少しでも負担を逃がしていることもあります。

タイトルとURLをコピーしました