PR

子ども写真館のバイトで笑顔を引き出すのは難しい|内気な私が接客で成長した話

サービス・販売系の体験談アイキャッチ サービス・販売系
この記事は約10分で読めます。

「すごーい!」「物知りだね!」「早ぁ!」

撮影のあいだ、私はとにかく子どもを褒めます。得意げな顔でも、照れ笑いでも、笑ってくれたら大成功。

……でも実は私、普段はあまり大きな声を出すタイプではありません。

これは、子どもの自然な笑顔を引き出すために全力を出す、子ども写真館スタッフの話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:20代女性(体験当時22歳・大学在学中)

業界・職種:子ども写真館スタッフ(受付・衣装/着付け・ヘアメイク・撮影アシスタント・写真販売)

雇用形態:アルバイト

在籍期間:約1年(昨年春から・現職継続中)

当時の立場・役職:アルバイトスタッフ

退職状況:現職継続中

体験形態:実体験ベース

体験時期:2020年代

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

塾講師も飲食も経験した私が、写真館で働き始めた

22歳、今も大学に通いながらアルバイトをしています。これまでは塾講師をしたり、飲食店のホールスタッフをしたり。接客そのものは、初めてではありませんでした。

そんな私が昨年の春から始めたのが、子ども写真館のスタッフです。時給は店舗によって違いますが、だいたい1000円前後。

正直、「写真館って、どんな仕事なんだろう」くらいの軽い気持ちで飛び込みました。

……それが、これまでのどのバイトとも違う難しさの入り口だったとは、そのときはまだ知らずに。

子ども写真館は、普段は撮れない一日を残す場所

子ども写真館では、七五三やお宮参り、お誕生日など、イベントにちなんだ写真を撮ります。

かわいい衣装を着たり、小物を使ったり。普段はなかなか撮れないような一面を、写真に残せる場所です。

撮影の流れは、だいたいこんな感じです。

・受付

・衣装選び

・お着替えやメイク

・撮影

・写真、商品選び

ここまでで、かかる時間はおよそ2時間。カメラマン、撮影アシスタント、ヘアメイクと、いろんな業務がある上に、接客がとにかく長い。

これまでの塾講師や飲食のホールとは、まったく違う難しさがありました。

子どもの自然な笑顔は、そう簡単には出てくれない

特に難しいのが、子どもたちの笑顔を引き出すことです。

年齢によっては人見知りしてしまう子もいるし、緊張でガチガチになってしまう子もいます(笑)

知らないお姉さんから「お友達」になるのって、本当に難しい。ときには、最後まで打ち解けられないことだってあります。

好きなキャラクターやおもちゃは、お子さんによって全然違います。だから盛り上げ方も、その子の様子を見ながら、少しずつ調整していきます。

しかもママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんにも見られている。最初はそれだけで、けっこう緊張しました。

それでも、ふっと自然な笑顔が出た瞬間は、お客様にもすごく喜んでいただけます。

「かわいすぎる〜!!」と言っているママとパパを見ると、私まで嬉しくなるんです。

撮影用の自分と、普段の自分

撮影アシスタントに入ると、どのスタッフさんもテンションが爆上がりになります(笑)

子どもたちのテンションを、こっちが引っぱり上げてあげる必要があるからです。感覚としては、自分もあの頃の子どもに戻るような感じ、でしょうか。

ときには一緒に遊んだり、クイズを出しながら撮ったり。そのなかで何より大事なのが、『褒めること』です。

クイズに正解したら「すごーい!!」「物知りだね!」「早ぁ!」と、とにかく褒める。得意げな笑顔でも、照れ笑いでも、それが引き出せたら成功です。

……ただ、さっきも書いたとおり、私は普段、あまり大きな声を出すタイプではありません。みんなでワイワイするタイプでもない。

だから最初は、このテンションに切り替えるのが、本当に難しかった。「他のスタッフさんに、変だと思われないかな」って、不安な気持ちもありました。

でも、慣れたらできるようになるものですね。もちろん、スべることもありますが!(笑)

そんなときも他のスタッフさんが笑ってくれるので、だんだん怖くなくなりました。

関連記事:大学時代の居酒屋バイト3年強|表彰ボーナスと接客スキルが社会人で活きるリアル

「信頼していただくこと」が、いちばん売上につながる

いつもは撮れないような素敵な写真がたくさん撮れると、必然的に、写真選びにも時間がかかります。かわいすぎて迷ってしまって、なかなか選べないお客様が、とても多いんです。

そんなときは、スタッフがうまくおすすめします。でも、こちらのおすすめをすんなり受け入れていただくには、まず信頼していただくことが必要です。

だから私は、受付、お着替え、撮影のあいだに、少しでも信頼関係を築けるような接客を意識するようになりました。

高い商品に目を向けてもらう話術も、もしかしたら大事なのかもしれません。でも、思いやりと「楽しませたい」という気持ちを持って、丁寧に接すること。それが結局はいちばん売上につながるんだな、と感じています。

関連記事:アパレル販売員はしんどい?月16万・洋服代自腹でも接客が好きになった話

着物の知識ゼロから、教わって覚えたこと

このお仕事では、本当にたくさんのことを学びました。

業務のひとつに、ヘアメイクや着物の着付けがあります。ちなみに私、着物の知識なんて全くありませんでした。

社員の方についていただいて、ゆっくり教わることはできます。でも、きれいに仕上げられるようになるまでは、ひたすら練習の繰り返しです。

一つずつ覚えて、できることが増えていく。地味だけど、この積み重ねが、少しずつ自分の自信になっていきました。

幅広い年齢のお客様と向き合って、いちばん成長したこと

接客についても、ここでは他ではできない経験ができて、とても勉強になります。

赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢層はとにかく幅広い。一度にたくさんのお客様に対応しなきゃいけないことも、よくあります。

写真選びのときに、家族同士でちょっとした言い合いになると、これがなかなか大変で(笑) まあ、あとから思えば笑えることもありますが!

最初の1年は、覚えることが本当にたくさんありました。だからとにかく、たくさんメモを取りました。自分でノートを作って頭に入れたり、いつでも確認できるように、今でも持ち歩いていることがあります。

困ることも、辛いこともあります。それでも、子どもの笑顔を見ると、疲れが一気に吹き飛ぶんです。

子どもが好きな人には、ぜひ一度、挑戦してみてほしいなと思います。

関連記事:イベントスタッフのバイトに二度救われた話|トラウマとうつからの社会復帰を支えてくれた

子どもと関わる仕事が気になっている人へ

子ども写真館の仕事は、かわいい写真を撮るだけの華やかな現場に見えて、その実態は、人見知りの子とゼロから信頼を築き、家族全員の空気を読み、着付けまで覚える総合接客業です。

この方が「話術より、思いやりと丁寧さがいちばん売上につながる」と体で気づいたことは、短期間の接客では届かない現場の核心だと思います。

もし今のバイトがしっくりこなかったり、子どもと関わる仕事が気になっていたりするなら、合わないと決めてしまう前に、一度いろんな選択肢を並べて眺めてみてください。

困った時の選択肢

【接客や子どもと関わるアルバイトを探している方へ】

「子どもと関わる仕事がしてみたい」「今のバイトが合わないから、別のところも見てみたい」。

そんなときは、まず求人を横断で眺めてみると、自分に合う現場が見つけやすくなります。ほかのアルバイトや派遣も探している方は、こちらから探せます。

接客・子どもと関わるバイトを探してみる【Jobmore】

気になった一冊を、まず無料で試す方法もあります。接客のコツや子どもとの関わり方は、本からヒントをもらえることも多いです。

・読んでみる → Kindle Unlimited(30日間無料体験)

・聴いてみる → Audible(30日間無料体験)

長時間の立ち仕事で脚が重くなりやすい撮影現場では、着圧ソックスをはいて、立ちっぱなしの負担をやわらげているスタッフもいます。

タイトルとURLをコピーしました