PR

凡人大学生が解説系YouTuberで収益化|半年で達成し燃え尽きて辞めた副業のリアル

進路選択・夢の仕事系の体験談アイキャッチ 夢の仕事への道
この記事は約12分で読めます。

自分には、これといって尖ったところがない。
人より顔がいいわけでも、声がいいわけでもない。

そんな自覚のある人間が、それでも自分の言葉で何かを発信して、わずかでもお金をもらえた時期がありました。

これは、ただの凡人だった私が、声だけの解説系YouTuberとして収益化して、そして静かに辞めるまでの話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:20代男性(体験当時20歳〜)

業界・職種:個人YouTuber(時事・ニュース解説/VTuberスタイル・声のみ)

活動形態:個人活動(副業・収益化済み)

活動期間:大学在学中(始めて約半年で収益化)

当時の立場:顔出しなしの個人運営者(企画・撮影・編集すべて一人)

現在の状況:更新停止=実質引退

体験形態:実体験ベース

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

暇だった大学生が、声だけのVTuberで解説動画を始めた

大学2年、20歳のころ。
とにかく暇を持て余していました。

それで、時事解説系のYouTubeチャンネルを開設したんです。やっていたことは単純で、その日いちばん重要だと思うニュースや、注目されているトピックを選んで、私自身の言葉で解説する。それだけ。

いわゆるVTuberのスタイルで、顔出しは一切しませんでした。声だけ。

理由ははっきりしていて、どうせ平凡な顔と声の私では、タレント的な売れ方なんてできっこないと思っていたからです。だったら「自分の解説」のほうに力を入れて、聞いてくれる人にちゃんと理解してもらうことに賭けるしかない。要するに、内容勝負でした。

本当に暇な大学生だったので、動画作りに慣れてからは、毎日投稿するくらいのめり込んでいました。

動画の組み立て方は、いつも同じだった

構成はずっとワンパターンでした。

まず、その動画でいちばんキャッチーになりそうな場面を冒頭にもってくる。そこからニュースの概要を話して、背景を説明して、最後に自分なりの解釈や考察、感想を述べて終わる。

ただそれだけのシンプルな型です。
でも、その型があったから毎日続けられたんだと思います。

半年で、収益化ラインを超えた

最初は、まったく伸びませんでした。

ところが試しに、自分でも面白く話せたなと思う部分を切り取って、自己紹介用にまとめ直した動画を改めて公開してみたんです。そうしたら、じわじわと再生数が増え始めました。

その自己紹介動画がきっかけになって、「関連動画」から別の動画も見てもらえるようになって。半年後には、無事に収益化の条件をクリアできていました。

チャンネル登録者1000人と、総再生時間4000時間。
始めたころは途方もない道のりだと思っていた数字に、自分が思っていたよりずっと早くたどり着けてしまった。

そしてこの活動で、収入を得られるようになりました。お小遣い程度だったとしても、貧乏な大学生にとっては、本当にありがたいことでした。

関連記事:音楽配信の副業で収益化するまで|在宅勤務で自作曲を配信した27歳会社員のリアル

生配信なら、もっと稼げたはず。でも踏み出せなかった

正直、生配信をやればスーパーチャットなんかでもっと儲かるんじゃないか、とも思っていました。

でも、できなかった。

自分からVTuberスタイルを選んでいたせいで、「生配信中、なにかの事故で顔バレする」のが怖かったんです。あと、編集でカットできない生配信だと、自分の話術が実はそこまで流暢じゃないことがバレてしまう。それも、踏み切れなかった理由のひとつでした。

時間は自由なのに、毎日投稿がきつくなっていった

この活動のいいところは、時間に縛られないことでした。

ほかのバイトと違って、自分の好きな時間に作業できる。これはものすごく魅力的でした。

でもその一方で、毎日の投稿はときどき、きつく感じられたんです。モチベーションを保ちながら続けるのが、だんだん難しくなっていきました。

あとから振り返ってみると、私は収益化という目標に向かって、ゲーム感覚で熱量を注げていたんだと思います。だから、その目標が達成されてしまったあとに、ふっとやる気が落ちることが増えました。

たぶん、ある種の燃え尽き症候群だったのかもしれません。

動画を出す人間は、思っていたより孤独だった

この活動で、人間関係はとくに増えませんでした。

動画投稿者って、基本的に孤独なんですよね。あえて自分でコミュニティを作ろうとか、どこかのコミュニティに入ろうとか、私はまったく思わなかった。

これも、モチベーションを保てなかった原因のひとつかもしれません。もし近くに仲間がいたら、刺激をもらって、もう少し長く続けられたのかな、とは思います。

時事解説系のYouTuberに向いているのは、解説する力があって、なおかつ時間に余裕がある人。動画編集やLive2Dの技術を磨けるのも大きな魅力でした。でも結局のところ、何よりもモチベーションを保ち続けられる人こそが、第一線で活躍し続けられるんだと、いまは強く思っています。

関連記事:大阪の声優専門学校で2年|M-1予選参加・就職1ヶ月で限界を迎えた声優を諦めた話

ずんだもんが、私の声の価値を奪っていった

この活動で身についたスキルは、いろいろあります。

動画編集やLive2Dの技術を磨いて、それなりにクオリティの高いものを作る力はついた。でも、それ以上のものはありませんでした。あくまでコンテンツの話で、誇れるレベルかというとそうではないし、誰に見せても恥ずかしくない仕事です、と胸を張れるものでもなかった。

そのうち、自動音声生成ソフトが進化し始めます。

たとえば「ずんだもん」。可愛らしい女の子の声で、勝手に喋ってくれるサービスです。ああいうものが出てきたことで、元々まったく魅力的ではなかった私の男声が、よりいっそう、どうしようもなく感じられるようになってしまった。

実際、視聴者数も伸び悩む時期にぶつかって、やる気はさらに削られていきました。もともと保てていなかったモチベーションと相まって、ついには「もうYouTuberも辞めてしまおう」という考えにたどり着いたんです。

正確には更新をしない状態になった、というだけなのですが。実質的には、引退でした。

凡人だった私が、それでも手に入れたもの

この活動を通して、良かったことや楽しかったことも、たしかに多かったです。

でも、振り返ってみると、つらい時期のほうが長かったように思います。

それは全部、私が凡人だったことに尽きるのかなと。なにか自分の中で尖っている部分、明らかに光っている部分がひとつでもあればよかったな、と憂いてしまう自分がいます。

それでも、自分の興味や好きな分野について発信できたことは、すごく貴重な経験でした。もちろん、アルバイト程度とはいえ収入があったことが、いちばんありがたかったのですが。

この経験はきっと、これからの自分にも活きてくると思っています。

関連記事:声優専門学校を1年で中退|上京した18歳が同期とのレベル差と自分の弱さで夢を諦めた話

「凡人だから」と発信をためらっている人へ

この方の話で印象に残るのは、モチベーションが「収益化というゲームのクリア」に乗っていたことです。だからこそ、登録者1000人と4000時間に届いた瞬間、燃料が切れてしまった。

発信を長く続けられる人は、数字のような外側のゴールよりも「話したいこと自体」に火が残っている、というだけの違いなのかもしれません。

辞めたのは凡人だからではなく燃料の置き場所の問題で、身についた編集の技術も、好きなことを世に出した経験も、ちゃんとあなたの中に残ります。

困った時の選択肢

【動画や映像のスキルを、もう一歩のばしてみたい方へ】

「内容は悪くないのに、見やすさで損していた気がする」——そう感じたことのある方は少なくないはずです。第一線のクリエイターの講座を買い切りで学べるサービスもあるので、編集や映像表現を独学から一段引き上げる選択肢として覗いてみるのもありです。

動画編集・映像づくりを学べるオンライン講座【Coloso】を見てみる

そのほか、状況に合わせて選べる窓口を挙げておきます。

・もっと本格的に、映像やクリエイティブを進路として学びたい方へ(30歳未満の方向け・まずは資料請求から)

 → クリエイター養成の専門校【アミューズメントメディア総合学院】の資料を取り寄せる

・毎日投稿に疲れた、燃え尽きを感じる——そんなときは、自分の気持ちを整理するセルフケアから

 → 心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

公的な窓口としては、よりそいホットライン(0120-279-338・24時間無料)が、生きづらさや心身の不調の相談に乗ってくれます。

ひとりで黙々と続ける働き方に行き詰まったとき、誰かの経験を一冊読んでみると、視界が少し変わることがあります。

・読んでみる → Kindle Unlimited(30日間無料体験)

・聴いてみる → Audible(30日間無料体験)

声だけで勝負していると、音の良し悪しは思っている以上に効いてきます。手元のマイクで物足りなさを感じている方は、配信やナレーション向けのコンデンサーマイクを一本用意するだけでも、聞き取りやすさがかなり変わります。

タイトルとURLをコピーしました